アメックスカードの特異性～カードが届いたら必ずやるべき3つのポイント

アメックスカードの特異性とは？他の日本発行のカードとの違いは3つ。特性を理解してアメックスカードをフルに活用しましょう。カードが届いたら必ずやるべき3つのポイントを解説します。

アメックスカードが届いたらやるべき3つのポイント

アメックスカードは、外資系のアメリカンエキスプレスという会社が運営しています。

他の日本発行のクレジットカードとの相違点が3つあり、そのためカードが届いた後にどう対応するかがとても重要になってきます。

アメックスカードの特異性をフルに利用して活用するために、まずやるべき3つのポイントは

それぞれを詳しく解説していきましょう。
もちろん、最初に暗証番号の設定も忘れずに！

オンラインでカードの登録

基本的にアメックスはWeb明細です。希望すれば郵送も可。

まずカードが届いたら暗証番号を設定します。

*使いまわしはやめましょう。生年月日、車のナンバーなど推測しやすい番号は避けます。忘れ防止に、安全な場所で番号を管理するのもおすすめします。

次にアメックスのWEBページから、もしくは公式のアプリをダウンロードして、クレジットカードの登録をしてください。

カード情報の紐付けができると、限度額の目安、そして今の使用状況、明細が把握できます。

PDFで明細のダウンロードもできます。なので、この作業は必ずやっておきましょう。

１人で複数枚アメックスを持っている方もいらっしゃいますが、基本的に１つのアカウントで２～３枚のカード情報を追加できます。

例えばビジネスカードと個人カードを持っていても、問題ありません。

カード毎にアカウントを作る必要はありませんので、安心してください。全部１アカウントで、カード切り替えで追加できます。

電話をして決済限度額を確認

ここが一番重要です。カードが届いたら、アメックスのコールセンターに必ず電話をして、決済限度額を確認してください。

少し面倒くさいのですが、ここでどういう対応するかが重要となります。

限度額がわからないからいくら使えるのだろう、と枠を確認せずにバンバン決済するのは絶対にだめです。

信頼・信用が大事なので、枠も聞かずに初月からいきなりカード限度額まで使い、カードが止まる。

これは絶対にいけません。

アメリカンエクスプレス社は、基本的に一律の決済限度額を設けていません。

例えば他社のカードの場合、カードが郵送されてくると、利用限度額が◯◯万円、リボ分割が◯◯万円という感じで枠が設定されていますね。

しかしアメックスは、その限度額を一律では設けていないのです。

他社のカードは事前の審査ベースで限度枠を決めます。

一方アメックスは、使用状況やその利用頻度などに応じて枠を調整していきます。

そのため 毎月枠が変わることもあります。

ですのでカードが届いたら、カード裏面のコールセンターに電話をして、自分の決済限度額を聞いてください。

そうすると目安金額を教えてくれます。

限度枠以上使いたい場合に利用できる「一時増枠」「事前入金」もあり、これもアメックスの大きなメリット。
利用の仕方も解説しておきます。

決済枠はシビア

アメックスカードはどのカードも年会費がかかるという特性上、審査の方はウェルカムスタンスです。

アメックスを持つ間口は結構広めですが、決済枠に関して、アメックスはかなりシビアということです。

間口がひろいので、社会的信用が低い方にカードを発行した場合は、かなり厳しく枠を設定しています。

今までで初月の限度額が５万円、１０万円の方も見ました。

こういう人が電話をせずにいきなりバンバン使って、カードが止まってしまうというのは本当に良くありません。

必ず使用する前にアメックスに電話をして、自分の目安金額を聞いてください。

一時増枠

今月はどうしてももう少し使いたい！ということもあるかと思います。

ここでも大事なのは、決済前に電話をすることです。

買い物や冠婚葬祭など理由を説明し、限度額以上の決済をする必要がある旨を伝えます。

一時増枠に対しては、柔軟に対応してくれます。

ここの流れが非常に大事です。

アメックスだけのメリット事前入金

もし１００万円決済したいが、アメックスから５０万円しか枠がもらえなかったという場合。

ここにもアメックスならではのメリットがあります。事前入金という仕組みです。

例えば１００万円の決済をしたいのに、自分がもらった枠は５０万円。

コールセンターに電話をして、差額の５０万円をアメックスの口座に事前入金します。

そうすると、既存の５０万円の枠と自分で入金した５０万円あわせて、１００万円の決済ができるようになります。

早ければ当日反映するので、緊急のカード決済が必要な場合にとても便利です。

事前の電話が重要

繰り返しになりますが、アメックスは何でもかんでも事前に電話をしていくことが大切です。

会社側で電話の履歴はきちんと管理されています。

ですから、こういう電話の積み重ねが、信頼と実績になっていきます。

きちんと対応をしていくかいかないかで、限度額が全く変わってくるのです。

勝手に入金するのではなく、必ず事前にコールセンターに記録を残してから入金します。

翌月も決済額が大きくなりそうであれば、翌月頭に電話をして枠の確認を。

枠に収まらなさそうであれば、一時増額をしてもらうか、事前入金をするかの調整をします。

このような対応をするかしないかで、与信枠の上がり方が全く変わってくるのです。

年会費無料キャンペーン

基本的にアメックスは年会費が発生します。

キャンペーンで初年度年会費無料はありますが、それ以外年会費がかからないアメックスのカードはごく一部の例外を除いて、ないです。

受講生で、実際に年会費無料でアメックスゴールドカードを所有されている方がいらっしゃいます。
限度額も「そんなに使えません」という程の高額で、高額な買い物をしても問題なく通るそうです。

詳細はお伝え出来ませんが、いくつかの偶然がかさなったのと、あるカードを長年利用し、遅延もなしの実績から招待状が届いたとのことでした。

クレジットカードの生きた利用でプラスの信用情報があったことも、招待の後押しとなったのだと思います。

キャンペーン期間はコールセンターに確認

アメックスはよく、入会時に何ヶ月でいくら使ったら、何ポイントもらえるといったキャンペーンを行っています。

この日付はカードの発行日ベースです。

具体的にいつまでの決済が対象なのかということを、必ずコールセンターに事前確認してください。

対象期間をざっくり思っていて期限が過ぎてしまい、１円でも基準に満たなかったら対象外になってしまいます。

くどいですが、ここも必ず事前に対象期間を確認してください。

決済する場所によっては、アメックスに使用履歴が行くまでに数日かかることもあります。

例えば31日までが期間だったとしたら、その2、3日前までに決済を済ませておくことを強くお勧めします。

たとえ1円でも足りなければ、問答無用で対象外ですから。

せっかくお得なキャンペーンがあっても、１円足りずに対象外では悲しすぎます。

クレジットカードは金融契約ですので、何をするにも事前確認が大切だということを覚えておいてください。

遅延は絶対ダメ！

その人の属性や契約期間でも変わってはきますが、アメックスは遅延にはすごくうるさいです。

支払日に引き落としができないということに対して、他社に比べて非常にシビアです。

１回の遅延で強制退会させられることもあります。

もちろんどのクレジットカードでも基本ですが、特にこのアメックス、遅延だけは絶対に起こさないように！

口座に多めにお金をいれておくことや、Googleカレンダーの設定をしておくなど、出来る限りの対策をして、遅延を防いでください。

ここは強く強く念を押しておきます！！！

アメックスカードまずやるべき3つのポイントは

アメックスのカードは他社と違う点もありますが、そういった特性を理解して使うと長く仲良く付き合えるカードです。

当たり前のことを当たり前にやって、アメックスとうまく付き合っていきましょう！

カードが届いたらまずやるべき3つのポイント、もう一度確認してください。

繰り返しになりますが、アメックスは何をするにも事前に電話をすることが大切です。

会社側で電話の履歴はきちんと管理されています。

ですから、都度都度の電話の積み重ねが、信頼と実績になっていきます。

一つ一つきちんと対応をしていくかいかないかで、限度額が大きく変わります。

カードを使ってやってるというスタンスではなく、カードを貸してもらって使わせていただいている、という概念をぜひ持ってください。