フライトログブックでCAさんと交換日記!知られざる素敵な旅の贈り物
フライトログブックはキャビンアテンダントさんと交換日記のように使え、旅をより素敵に演出する贈り物!記入をお願いするときは「やさしさ」を。よりドラマチックなログが貯まります!
フライトログブックは旅の思い出
意外と知られていないのですが、CAさんとの交換日記と言われることもある、フライトログブック。
CAさんが飛行のログだけでなく一言添えてくれたり、カードやシールを貼ってくれたり。
旅の思い出として記念に残る良いものです。
フライトログブックが実際にどのようなものなのか、さらにCAさんに記入をお願いするときに心掛けたいこともご紹介します。
注意:ログブックへの記入は、業務ではなくあくまでもCAさんのご好意、ボランティアです。
本来の業務に支障がないようなお願いをする、CAさんの負担をできるだけ少なくするなどの気配り、お忘れなく。
旅の記録
ログブックは、もともと飛行機の運行状況(離発着空港、巡航速度など)を記録するためのものです。
今は少し使い方が変わってきていて、機内でCAさんに渡すと書いてくれます。
そこで、CAさんとの交換日記、のようにも言われます。
どのように書いてくれるのか?もちろんフライトログも詳しく記入してくれますよ。
・コックピットクルー、CAメンバーの名前など
・各フライトの日時
・どこからどの空港に飛ぶのか
・便番号、気候、飛行時間などなど
さらにメッセージを書いてくれることも。
このようなことから、ログブックはCAさんとの交換日記、と言われたりします。
フライトログブックを上手に使うポイント
CAさんにお願いするときは、なるべく負担をかけないような気配りを忘れないでください。
気配りのポイントはあとで説明しますが、まずフライトログブックをより素敵な思い出にするポイントを。
→「出張です」「〇〇旅行です」「初めてハワイに行きます」など
機内で顔を合わせたら、話をする
→あなたのイメージが伝わりやすい
あなたの情報を伝えることで、CAさんがそれに合わせた一言を返しやすい。
より個人的であなただけの素敵な記録となりますね。
CAさんのいろいろな工夫
ログブックを書くとき、前のページを確認する方が多いです。他の人達はどんなふうに書いているのか気になるのかも。
乗る便毎に航空会社も違ったり、もちろんCAさんも別の人だったり。
張り合う、というわけではありませんが、それぞれいろいろな工夫を凝らしてくれるのでうれしいです。
JALに乗ったときは、各都道府県のご当地シールを配布していて、そのシールをたくさん貼ってくれました。
行きの便でシールたくさん貼ってくれたら、帰りの便でもそれ以上に違う都道府県のシールを、たくさん貼ってもらえたり(笑)
このように1冊のログブックのページが埋まるにつれて、どんどん盛り上がっていくのです。
おかげでたくさんの都道府県シールが集まりました。
JALさんのシールをたくさん貼っていると、今度はそれを見てANAさんも機内にあるシールをたくさん貼ってくれたりして。
子供がログブックを利用しても、喜ばれるかと思います。
ある1冊の最後のページはANAで終わりました。
一番後ろに大きくANAのシールを貼ってくれる、という粋なこともしてくれます。
CAさんからのメッセージ
ログブックは5冊目になりましたが、
スターウォーズの機体に乗れた時に、限定のポストカードを貼ってくれた
など、毎回いろいろな工夫をしてくれます。かなり意気なサービスですよね。
外資系の航空会社でも、フライトログブックを書いてくれることも多いです。
エアアジアに乗ったときは、僕の友人が乗務していました。自分の写真まで貼ってくれました。キャラが濃いです(笑)
CAさんにお願いするときの心構え
大切なことなので繰り返しますが、フライトログブックへの記入はCAさんの好意です。
業務ではなく、あくまでもボランティア。
本来の業務の合間をぬって、CAさんが忙しい時間の中で行ってくれるものです。
フライトログブックへの記入をお願いするときは、CAさんの負担が大きくならないよう心掛けたいことは?
搭乗時にお願いする
CAさんと会話をする
CAさんの本来の業務は保安です。航空機、お客様の安全を確保し無事に目的地に送り届けることで、そのうえでサービスや快適性を提供しています。
事前にわかる情報は記入しておく
搭乗日、便名、出発時などは事前にわかっています。丸投げは避けましょう。
わかっている情報をあらかじめ記入しておけば、CAさんが記入する手間をその分減らせます。
また、氏名、搭乗の目的などを記入しておけば、そのフライトログブックの持ち主についての情報をCAさんが得られます。
あなたについての情報が何もないよりも、CAさんがメッセージを書きやすくなります。
座席表をログブックにはさむ、あるいは座席番号を記入しておけば、フライトログブックとあなたをマッチングさせられます。
ログブック記入をお願いする人が少人数の場合は良いですが、大勢いた場合はどのブックが誰のものかわかりにくいので余計な手間がかかるかもしれません。
短い路線、忙しい路線は避ける
例えば羽田―伊丹のように短い路線は1時間10分くらいのフライト。水平飛行の時間は30分~40分程度です。
殺人的な忙しさの中で、フライトログブックの記入をお願いするのは心苦しいと思いませんか。
忙しい路線やビジネス客の多いような路線では、自粛したいものです。
飛行時間や搭乗率、CAさんの様子を見て、余裕のありそうなときにお願いしてみるのが良いかと思います。
国内線の長距離(2時間以上のフライト)や国際線に乗る時に、ぜひお願いしてみてください。
搭乗時にお願いする
フライトログブックの記入をお願いするタイミングも重要です。
搭乗時に(わかる範囲で記入済みの)フライトログブックを渡します。
その時に、返してもらうのは降りるときで大丈夫、と伝えることも忘れずに。
飛行中のどこかの時間で書けばよい、という心の余裕を持ってもらうのも大事です。メッセージも書いてもらいやすいと思います。
CAさんと会話する
搭乗時にフライトログブックを渡すとき、飛行中にCAさんと会話をしましょう!
あなたのことをCAさんに知ってもらうためです。
CAさんとコミュニケーションが取れ、あなたの情報が少しでも多く伝わると…
あなたの情報があればあるほど、CAさんもメッセージが書きやすくなります。より素敵なログブックの完成につながるでしょう!
フライトログブックはどこで手に入る?
知る人ぞ知るCAさんとの交換日記ともいわれるフライトログブック。どこで買えるのかというと…
実はこのログブック、JALやANAと言った航空会社が、オフィシャルで認めているものではありません。
ですので航空会社が販売しているとか、空港で買えるものではありません。
どんなものでもよいので、市販のノートを工夫している方も少なくありません。
また、個人でフライトログブックを販売している方もいらっしゃいます。1冊500円程度です。
最近みやぞんが出演していたテレビで、ログブックが紹介されていました。
テレビで紹介するということは、ANAの広報がOKだしたのだと思って、少しびっくりしましたが(笑)
フライトログブック、始めてみませんか
上空1万メートルでのCAさんとの交換日記、フライトログブック。
旅の思い出記念、一生記憶に残るものになること間違いなしです。
僕も「いろいろなところに行ったなぁ」とよく見返しますが、見ていてとてもおもしろいし、素敵なものだと思っています。
旅行の目的など
搭乗した飛行機のCAさんからのメッセージ
僕も今までのものは全て大切に保管してあります。
フライトログブックを活用して、さらにドラマチックな旅の思い出を記録に残していきましょう。
繰り返しますが、記入はCAさんの好意、ボランティア。
CAさんにフライトログをお願いするときの気配りも忘れずに。
座席表を挟んでおく(あなたを特定しやすい)
搭乗したときにお願いする(返却は降りるときで大丈夫、と一言添える)
機内やCAさんの状況をはかりながら、会話のタネにもぜひ使ってみてください。