日本国パスポートの威力
マイルのお話と併せて、日本国パスポートの持つ力についてお話します。
あなたは日本人のうち、一体どの位の人がパスポートを取得しているかご存じですか?
24%
※2014年の旅行統計から参照(外務省)
日本人のわずか4人に1人しかパスポートを持っていないのです。
ゴールデンウィークや年末年始には、空港が海外旅行者で溢れている光景がテレビで繰り返し報道され、
とても多くの人が海外旅行に行っている印象を受けます。
しかし実際のところは、日本人の4人に1人しかパスポートを持っていないのです。
取得率が低い理由はいくつかあるかと思います。
まず日本が島国だということ。
陸続きで他国と隣接していないため、国間の行き来が少ないということも上げられます。
そして大きな理由としては、
日本が国として成熟し、非常に恵まれた環境にある
ということではないでしょうか?
日本は先進国であり、非常に発展を遂げた国です。
そのため海外に出稼ぎ等の活路を見出さなくても、日本国内で安心して暮らせる。
これがとても大きいと思います。
そんな日本国パスポートですが、実はものすごい威力を持っています。
日本のパスポートは持っているだけで170もの国にビザなしで入国することが可能です。
つまり「あの国に行こう!」と思い立ち、飛行機に飛び乗ったら、誰でも気軽に海外に出ることができます。
この170ヶ国という数字は、世界第4位です。
とは言え、1位(フィンランド、スウェーデン、イギリス)は173カ国。
わずが3カ国の差です。
島国である日本のパスポートがいかにすごいかお分かり頂けましたでしょうか?
パスポートは単に入国を保証するだけのものではありません。
国際関係や世界政治における、各国の権力を反映する鏡となっています。
世界第4位の日本のパスポートは世界政治において、強い国と世界中が認めている確固たる証拠です。
例えパスポートを保有していなくても、これは日本人として誇りを持つべき勲章です。
実際に現地の入国審査では日本人というだけで、とても簡単に済む事が多く、
現地の人々も日本人というだけで笑顔を返してくれる国はとても多いです。
それだけ日本という国は世界で認められおり、認知されています。
これは私たちの先人による外交努力の賜物です。
海外からの旅行者は一様に
「日本は素晴らしい国だ」
と賞賛します。
私たちが当たり前だと思っている日本と、
彼らが見ている日本には大きな違いがあるのかもしれません。
母国日本の良さを改めて理解するためにも、海外に出て、現地から日本を見てみてください。
まったく違ったものが見えてくるかもしれません。
私たちは「日本国パスポート」という素晴らしいツールを生まれた瞬間から所有する権利があります。
まだパスポートを持っていない方は、まずはパスポートの申請からはじめてみませんか?