10万円を超える税金をnanacoで支払うには
「nanacoで税金を払う具体的な方法」では、
nanacoへのチャージの方法から、実際にセブンイレブン店頭での支払い方法まで解説しました。
今回はその応用編です。
10万円を超える税金を一度に支払う方法をご紹介します。
この方法をマスターすると、
例えば年間100万円単位の支払いにもnanacoで対応することが可能となります。
多額の固定資産税や法人税、消費税がある場合などは、とても多くのANAマイルを貯めることが可能です。
セブンイレブンでは1回の支払いでいくらまでの税金を支払う事ができるのか
答えは30万円までです。
30万円以内のバーコード付納付書であれば、セブンイレブンで支払う事が可能です。
1回の支払いにおいてnanacoでいくらまで支払うことができるのか
答えは25万円までです。
つまり30万円ジャストの支払いの場合は、
nanaco25万円分+現金5万円が必要ということになります。
これでは5万円の現金分がもったいないですね。
つまり1枚の税金の納付書は25万円以下にすることがベストです。
ではどうやって高額な納付書を25万円以下にするのか
支払う税金を管轄する、税務署、市区町村、都道府県の窓口に行き、
「納付書をコンビニで払いたいので分割してください。」
とお願いしてください。
これだけです。
稀にNGな場合もありますが、経験上多くの場合で分割対応してくれます。
どこの窓口に行っていいか分からない場合は、納付書の裏面を見ると管轄する窓口が書いてあると思います。
分割方法は担当する税務署等によって様々ですが、こちらの希望通り25万円以下に対応してくれます。
これにより1枚の納付書の金額を25万円以下にする事ができるので、nanacoで全て支払うことが可能になります。
仮に25万円の支払いとすると、1,250ANAマイル(0.5%還元)が獲得できます!
では次に、どうやって複数のnanacoにチャージをするのか?
①nanacoカードを追加で発行する
⇒発行方法の詳細はこちら。
②楽天カードJCBにて家族カードを申し込む
nanacoは、1枚のnanacoカードで1枚のクレジットカードしか使えないようになっています。
また、nanacoに登録したクレジットカードは、他のnanacoで登録することが出来ません。
そのため、家族カードを活用します。
楽天カードは家族カードでも本人認証サービスに対応しているとても優秀なカードです。
また楽天カードは普通カードの場合、家族カードの年会費も無料で持つことができますのでお得です。
※家族カードで決済した分もご自身のANAマイレージバンクに移行することが可能です。
※家族カードの対象は原則として「生計を同一にする配偶者・両親・子供」となります。
まずは両親の名前で、結婚している人は配偶者の分も発行することが可能です。
ここでは両親名義で2枚の家族カードを発行した想定とします。
家族カードは申し込み後1週間程で到着します。
③楽天家族カードが到着したら、本人認証サービスを設定する
到着したら、まずは本人認証サービスを設定しましょう。
④家族名義の楽天カードをnanacoに登録
追加で発行した2枚のnanacoカードに、両親名義の2枚の家族カードをそれぞれ登録し、
カード毎に10万円をチャージします。
これで自分名義のクレジットカードでチャージしたnanacoカードと合わせて、
3枚のnanaco(30万円分)ができます。
これで25万円の税金の支払いはOKです。
実際にセブンイレブンの店頭で支払う場合もコツがあります。
⑤セブンイレブンで25万円の税金納付書を支払う
※店員さんが不慣れな可能性がある場合は、空いている時間に行くようにしましょう。
レジにて店員さんに納付書を渡し、「nanacoで支払いたい。」と告げます。
まとめ
基本的には、「nanacoで税金を払う具体的な方法」の①〜⑤の手順と同じです。
ポイントはこの①〜⑤の手順を3回繰り返すということです。
店員さんによっては1回の支払いで複数のnanacoカードが使えることを知らない人もいるようです。
その場合は複数のnanacoで使える旨を説明し、確認してもらって下さい。
これで25万円の納付書を3枚のnanacoで支払い、1,250ANAマイルを獲得することが可能になります。
※家族カードが1枚しか作れない場合は、納付書の分割時に1枚の納付書を20万円以下にすれば対応できます。
※他にもnanacoとクレジットカードの登録を一旦解除し、他のnanacoにクレジットカードを登録する方法もありますが、結構な手間がかかるため、この「家族カード方式」をおすすめしています。
この方法なら自身のカードと、2枚の家族カードで上記のスキームを2回、
月間60万円までチャージすることが可能です。
※1枚のnanacoの月間上限金額が20万円のため
※楽天普通カードは最大限度額は100万円
楽天カードは、通常毎月月末締めの翌月27日払いですが、
今回の様に税金の支払い等、高額決済が重なって決済枠がなくなってしまった場合は、
前入金という方法で、早期に枠を回復する方法があります。
この方法を使うと、通常27日の支払い日まで枠が回復しないものが、
2週間程度早く回復させることが可能となります。