クレジットカード遅延は恐怖の始まり!遅延を防ぐポイントは口座管理
クレジットカード支払い遅延は、生活に恐ろしい影響が出るリスクが大きいので絶対ダメ!遅延を防ぐには口座管理がポイントです。遅延の恐怖と防ぐ方法を詳しく解説。
クレジットカード遅延対策は口座管理から
遅延を防ぐポイントとなる口座管理は、残高確認や支払期日を守ることが重要です。
クレジットカードを何枚も持っているのも、遅延の原因になりやすい。
それぞれ支払期日が違っていたり、複数口座からの引き落としだったりするからです。
口座管理のポイント
・クレジットカードの集約
・支払期日を確認
・前日に残高を確認
この3つのポイントについて、具体的に見ていきましょう。
クレジットカード遅延がなぜダメなのか、また万が一遅延してしまった場合の対処についても、後で解説しています。
クレジットカードの集約
大事な1点として、持つカードはなるべく集約するのが望ましいです。
1枚、もしくは2枚でしょう。
クレジットカードには締め日と支払日があり、期日はカードによって違います。
例えば、楽天カードなら毎月月末締めの翌月27日払い、アメックスだったら10日締めの20日払いです。
複数のカードを使い分けていると、あのカードは月末で、あのカードは10日で、のように混乱しやすい。
クレジットカードを集約することで、支払いが毎月1回もしくは2回なので、ケアレスミスを防ぐことができます。
決済もまとめられるので、支払い明細も管理しやすくなるなど、カードを集約するメリットはたくさんあります。
たくさんのカードを持っていると、大変ですよ。決済日の管理・確認は!
趣味で40枚以上カードを保有している本人が言うのですから、間違いないです。
支払期日を確認
基本的に銀行の引き落とし日に1日でも遅れたら、遅延とみなされます。
クレジットカードを1枚か2枚に集約しておけば、支払期日を忘れたり間違えたりしにくいですよね。
そのうえで、カレンダーに期日を登録する、手帳に書くなど自分ができる手段を使って、引き落とし期日を忘れないようにします。
前日に残高を確認
支払期日の確認ができたら、前日に口座の残高を確認することも重要です。
普段から引き落とし口座に多めに入金しておく、などの対策もしておくと良いでしょう。
実は、遅延対策に便利な銀行口座があります。楽天が運営するネットバンク、楽天銀行です。
楽天銀行は引き落とし日前日の夜に、明日の引き落とし分に対して残高が足りない場合、親切にメールを送ってくれます。
「明日カードで10万円落ちますが、今の段階で口座に10万円ありません。」といったように。
僕はサブアカウントとしてこの楽天銀行を使用していますが、このメールのおかげで何回も救われています。
当日入金でも間に合う
それだけではありません。当日朝の時点で引き落としができなかった場合、もう一度通知が来ます。
基本的に銀行は、朝9時の営業開始前引き落としと、営業後夜(20時以降)もしくは夕方(18時以降)の引き落とし…
というように1日に2回の引き落としがあります。
※銀行によって差はあります。
2回目の通知を受け取ってすぐに入金すれば間に合います。
最近は24時間対応のところも増えましたが、基本的に銀行で口座入金するには15時までなどの時間制限があります。
楽天銀行ならセブンイレブンのセブン銀行のATMが対応していますので、駆け込んで入金をすれば夜の引き落としに間に合うということです。
夜は基本的には18時までに残高を満たしておけばOK。
自己管理の甘さを自覚している
自分での管理が面倒くさい
という方は、楽天銀行の口座を作ってください。
銀行アプリで管理して、カードや各種ローンの引き落とし系を全てここに集約すれば、遅延の心配はなくなるかなと思います。
クレジットカード遅延の恐怖
カードの支払いが遅れたらどうなるのか。
と遅延をあまり深く考えていない方もいらっしゃるようです。
しかし、それは大きな間違い。実はたった1日でも遅延すると、とんでもないことになる可能性があるのです。
信用情報と遅延履歴
クレジットカードの遅延で一番怖いのは、遅延情報が信用情報に履歴として残ることです。
たった1回でも遅延履歴があると、他のクレジットカードの審査だけではありません。
車や住宅ローンの申し込みなどに影響してしまうなどのデメリットもあります。
その結果、人生設計に狂いが出てしまう可能性もあるのです。
そのくらい影響する、ということを覚えておいてください。
信用情報については、
CIC信用情報機関でお金の情報丸わかり!信用情報とは?CICの見方大公開
でも詳しく解説していますので、合わせてお読みください。
遅延してしまったときの対処法
カードの集約、引き落とし日の確認、残高確認、口座管理はしたつもりだけど、ついうっかり遅延に…
こんなとき、どのように対処するかで大きく変わります。
遅延に気づいたとき、最優先でするべきことは
カード会社から連絡が来る前に、自分からカード会社に連絡する!
です。
銀行から引き落とされなかったという情報は、各銀行で差がありますが、基本的に翌日反映です。
向こうから連絡が来る前に、自分からコールセンターに電話をしてください。
誠心誠意、すぐ振り込むから対処方法を教えてくださいとお願いすると、カード会社の方で振込先、もしくは対応方法を教えてくれます。
そこで出された期日は絶対に守ってくださいね!そこ落としたらもう終わりですから。
信用情報を下げないために
電話をしても、引き落としされなかったという履歴は残念ながら残ります。
しかしそれと同時に、自分から連絡が来て、きちんとすぐに振り込んだという履歴も残ります。
カード会社から連絡がきたけれど面倒くさくて無視して後回し…
当然このような状況も履歴に載ります。
結局は、あなたの信用情報を下げるだけです。
遅延に気づいたら最優先で、誠心誠意きちんと対応すれば変わってくるということですね。
カード会社も鬼ではありません。
こちらの誠意が伝われば、1回目の遅延では信用情報に載らないことも非常に多いです。
信用情報CICに情報が載らなければ、今後申し込むカードやローンに影響することがないので安心です。
クレジットカード遅延は絶対ダメ!
個人のCICを僕は500人以上見てきました。
それを見ると今までその人に金融的にどのようなことが起きたのかが、大体わかります。
たった1個のミス、たった1つの不注意、そしてそれをないがしろにしてしまったがために、
人生が狂ってしまった方も残念ながら少なくありません。
遅延を安易に考えないでください。
口座管理のポイントを確認し、自分のできる限りの方法を駆使して、支払い期日を守る!
これをぜひ徹底していただければと思います。
遅延は絶対ダメですが、万が一遅延が起きてしまったら、気づいた時点ですぐに連絡すること。も覚えておいてください。